人材の確保(人材採用)としてのM&A

M&Aは、人材確保としても有効な有段です。
これは、同業種の事業・企業を買収した場合は勿論のこと、いままで外注していた情報システム部門などを社内に新設する場合などの人材確保にも有効です。

例えば、今やWebを含め情報システムをツールとして活用していない会社はないと思います。
事業・企業の成長にともない、情報システムも肥大化していきます。それに伴い既存のパッケージシステムなどの導入を検討するのが一般的ですが、既存のパッケージシステムを、自社に合ったものにするために、カスタマイズが必要になり、コストも結局割高になり、機動性に欠けるなどの問題が発生する場合も少なくありません。

そこに、できることなら、自社にシステム部門を持ちたいというニーズが当然のことながら発生してきます。

ところが、情報システムの会社でない会社に優秀な情報システムの人材を雇用することには、非常に苦労します。

そこで、考えられるのがM&A。
上記の例では、情報システムの会社を買収すれば、自社のシステムを開発できる部隊を一瞬にして保有することが可能になります。

買収相手の売上(プロイットセンター)の獲得という視点ではなく、バックオフィスの人材の採用としてのM&Aも十分に検討に余地があるのです。

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