先日、ある勉強会で中小企業のM&Aの実態についてお話をさせていただきました。
中小企業と一言で言ってもその規模は広すぎますので、弊社が今まで取り扱ったM&Aでも規模の小さい実際の事例をもとにお話させていただきました。
何故、規模の小さい事例を中心にお話させていただいたかというと、従業員お一人の会社であろうと、年間の売上が500万円であろうと、ビジネスをしている以上、M&Aは選択すべき全社経営戦略の一つであるということをご理解いただきたかったからです。
お話させていただいた事例は、
①年間売上 500万円の企業様が600万円で売れた事例
②赤字の飲食店3店舗が200万円で売れた事例(売れなければ、夜逃げの状態で、従業員も継続雇用が実現)
③同じく赤字であり、金融機関からの借入もある状態で売却できた事例
などです。
ちなみに、上記事例の買い手様もいずれも従業員数人から数十人規模の会社です。
M&Aというとまったく別世界とお考えである方がほとんであるとは思いますが、上記の事例からも、規模が小さい売却案件、規模が小さい会社が買収するというのは、今後ますます考えうる選択肢として当たり前になってくると思います。いや確実になっています。
先の勉強会でも、選択するかしないかは別として、十分選択可能な戦略であることをご理解いただき、大変な反響をいただきました。
売り手様も買い手様も年間売上が500万円から3億くらいまでの規模の会社・事業のスモールM&A(M&A業界では、誰もやりたがらない規模)に弊社としては今後も、力を入れていく所存です。
売り手様、買い手様、アライアンスのお問い合わせは、
よりお気軽にお願い申し上げます。